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シンポジウム「ネットワークの匿名性とプライバシー保護」のご案内

ネット社会は、コミュニケーションしている相手が何者であるかを確認することが、実社会に比べると難しい「顔の見えない(=匿名性が高い)社会」です。ネット社会を安心・安全に利用するには、相手の身元を確かめる手段が欠かせません。一方で、必要以上に個人を特定できる情報を引き出すことは、プライバシーの侵害や個人情報漏洩のリスクの問題となりかねません。このような弊害をもたらさないような技術として、プライバシー保護技術が求められています。本シンポジウムでは、様々な立場の専門家・有識者より、こうしたネット環境下における情報セキュリティの光(安心・安全なコミュニティ)と影(プライバシー問題)の問題点を整理し、安心・安全なネット社会の実現に向けた取り組みについて考えていきます。

実施概要
主催 情報セキュリティ大学院大学
協賛 電子情報通信学会、情報処理学会、日本セキュリティ・マネジメント学会
日時 2007/9/21(金) 13:30〜17:25 (受付開始 13:00)
会場 情報セキュリティ大学院大学
(横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅きた西口より徒歩1分)
定員 80名 (先着順)
参加費 2,000円(一般)、1,000円(学生)
 ※参加費は当日現金でお支払いください。また、学生の方は当日学生証を持参ください。
プログラム
13:30-13:35 開会挨拶 工藤 明彦 氏
(NTTソフトウェア、情報セキュリティ大学院大学連携教授)
13:35-14:00 基調講演 「セキュリティ対プライバシー:敵か味方か」
 苗村 憲司 氏
 (駒澤大学教授、情報セキュリティ大学院大学セキュアシステム研究所教授)
14:00-15:40 一般講演 「日本のネット〜なぜ実名が少ないのか」
 藤代 裕之 氏
 (NTTレゾナント、「ガ島通信」ブロガー)
「ネットワーク利用者の匿名性と悪用者の匿名性について」
 壇 俊光 氏
 (北尻総合法律事務所弁護士)
「情報セキュリティに関する脅威の動向と関連する施策の現状」
 早貸 淳子 氏
 (JPCERTコーディネーションセンター常務理事)
「情報漏洩に関する技術的対策とその運用、そして問題点」
 森井 昌克 氏
 (神戸大学教授)
「通信の秘密と匿名性 コインの表裏は切り離せるか?」
 岡村 久道 氏
 (英知法律事務所弁護士)
15:40-16:00 休憩
16:00-17:20 パネルディスカッション
 「ネットワークの匿名性とプライバシー保護 〜各界からのアプローチ〜」
 司会:苗村 憲司 氏
 パネリスト:藤代 裕之 氏、壇 俊光 氏、早貸 淳子 氏、森井 昌克 氏、岡村 久道 氏
17:20-17:25 閉会挨拶 田中 英彦
 (情報セキュリティ大学院大学研究科長)
申込み方法

終了しました。

問い合せ先
  • 情報セキュリティ大学院大学 シンポジウム事務局
  • E-mail : event070921 AT iisec DOT ac DOT jp
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