社会人のみなさんの知識や経験を
しっかりと吸収して、将来は
セキュリティの研究に携わりたい。
高校時代、警察のセキュリティセンターによる特別講義を受けて、セキュリティに関心を持ちました。この経験が「情報セキュリティ=社会に役立つ研究、仕事」のイメージを作ったんだと思います。大学はセキュリティも勉強できる学科を選びましたが、より専門的な研究で社会に貢献したくて、大学院に進学しました。
ここは9割近くが社会人。しかもセキュリティ関連業務を経験してきた人や、これから担当する人がほとんどです。授業での討論などを聞くと、自分の実力不足を実感しますね。それだけに生の声、最先端の事例などを周囲から吸収する機会も多いというメリットも。さらに将来は職場にスムーズに溶け込めるよう、社会で必要な対人能力なども磨きたいと思っています。
研究は大学で学んだネットワークの信頼性評価を、セキュリティの評価に生かせたらと考えています。ネットワークがよりセキュアになれば、確かな社会基盤として利用できるはず。私の理想である「社会の役に立つ研究」に一歩近づけると思うんです。