在学生インタビュー

在学生インタビュー
藤巻 朗 さん

高校の「情報」科目はまだ模索状態。
体系的な情報セキュリティの知識で、
生徒の理解を深める授業にしたい。

学校のマネジメントに
企業の情報管理を参考に

大学が情報数理学科だったせいか、「情報」の科目が配置されると、その担当に…。しかし、5年間授業をしてきても、これが正解という指導法はなかなか見つかりません。さらに学校業務にパソコンが普及し、校内の情報管理体制も整備が必要です。そのため情報セキュリティを体系的に学び、特に企業のセキュリティマネジメントを参考にしたいと考えて、実務に強いこの大学院に入学しました。

社会人中心の大学院だから
企業の状況が分かると期待

この大学院は、授業内容や先生の話が実践的。現場で在学生も社会人が多く、企業の情報を知るにはいい環境だと感じています。特に20代の人たちとは積極的に話をして、今の高校生がどう考えるのか、参考にしたいですね(笑)。また久しぶりに教えられる立場になると、自分が教えるときのヒントが満載です。

法律の知識がなければ
情報教育は成り立たない

当初はISMSなどの研究を想定。しかし授業を受けて、高校生の情報教育には「インターネットと著作権」など、法律への理解も大事になると実感しました。今は「情報」の教科書を、現実的なニーズをもとに書き換える研究にも興味が出てきましたね。

藤巻 朗 さん埼玉県立朝霞高等学校教諭
2009年4月入学
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