在学生インタビュー

在学生インタビュー
近藤 賢志 さん

多数の評も参照して安全性を保つ、
自律的なセキュリティネットワークの
確立をめざして。

特定の学問領域だけでは解決できないセキュリティ対策には
柔軟な思考が必要

言葉巧みにクリックを誘うワンクリック詐欺をはじめ、現在のセキュリティ対策は、学際的な領域での研究・教育が必要だと、幅広いカリキュラムを持つこの大学院の講義で改めて実感。また、さまざまなバックグラウンドを持つ先生や在校生との交流、著名な講師陣や過去のセキュリティ事例に関わった方に話を聞く「特別講義」などから、多角的な物事の見方を身につけられたのも非常によかったですね。

ファイアウォールの次を担う、
新たなネットワークセキュリティを構築したい

私の研究テーマは、ネットワークのノード同士がPtoPで交信し、「このノードは以前に不正なパケットを何度も投げた」といった実績をもとに、自律的に信頼性を判断するようなセキュリティシステム。ベースにある「アクセスコントロールに完全はあり得ない」という視点は、それまでの技術者寄りの自分ではとても発想できなかったと思います。

自分自身のキャリアアップと
会社の成長の方向性が一致した

ソフトウェアの研究・開発に携わるプロダクトアーキテクトから、リサーチの分野へ。大学院進学の当初に考えていたキャリアパスの第一歩が、今年4月に実現しました。自社も包括的なセキュリティ対策企業に向けた成長が必要な時期で、こうした分野の強化は競争力向上にも有効だと思っています。

近藤 賢志 さん日本電子専門学校
国際コンピュータ技術研究科卒
トレンドマイクロ株式会社勤務
2005年4月入学
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