在学生インタビュー

在学生インタビュー
武藤 展敬 さん

DoS攻撃に対して、単純な攻撃ブロック
ではない新しい防御手段を考えてみたい。

「うっかりミス」もセキュリティリスクだと分かった

セキュリティ対策は、悪意ある攻撃に対し、特定のパッケージやマニュアル化された対応の導入が中心だと考えていました。しかし入学して、紛失などのミスにもセキュリティ対応が必要だと知り、もっと個別事情にあわせたきめ細かな対応の必要性に気づき、視野が広がりました。現在はDoS攻撃の回避のため、遮断以外の方法でペナルティを課すことができないか、というアイデアを研究中。遮断すれば様々な弊害も生むデメリットもあるからですが、さすがに先行研究も多く、オリジナリティを出すのに苦労していますね。

様々な立場の社会人とフラットな関係で交流できる魅力

この大学院は様々なバックボーンの社会人が、企業や自治体といった所属する立場を離れて、フラットな関係で交流できるのも魅力です。社会でこうした関係を築くことは、なかなか難しいでしょうね。ハードウェアからソフトウェアまで、幅広い情報交換もできます。

大学院に来ることが効率的な勉強につながる

職場や家庭と相談して「この時間帯は大学院に来る」と決めるのも大事。自宅で勉強しても、他の用事が入ったりしますから。大学院なら確実に勉強時間が確保でき、様々な人と交流もできます。平日の16:20から30分間のweekday tea-timeでは、自分の研究アイデアを違う研究室の人に話す機会も…。大学院での出会いに興味は尽きません。

武藤 展敬 さん埼玉大学理学部数学科卒業
東日本電信電話株式会社勤務
2007年4月入学
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