在学生インタビュー

在学生インタビュー
北野 晴人 さん

情報セキュリティが経営にどう役立つのか?
経営者に分かりやすく伝える力を磨きたい。

これからパイオニアになれる可能性も

40歳を過ぎ、漠然と「50歳になったらどうやって食べていくのかなあ」と考え始めたことがきっかけで、仕事で培ったセキュリティ業務の知識を体系的に整理し、強化するため大学院入学を考えました。この大学院の魅力の一つが「情報セキュリティは総合科学」という考え方。法学、経済学、統計学、心理学、経営学など文系・理系の壁を越えて幅広い学問分野と情報セキュリティを関連させ、新しい研究が生まれそうです。身につけた幅広い視野で新しい研究を展開できれば、この分野のパイオニアになれる可能性があります。仕事にしても学問にしても「他人がやったことがないことを自分が初めてやる」というのが楽しいのです。

経営学やマネジメントの必要性を感じた

1年間を過ごして実感したのは、これからのセキュリティには経営学やマネジメントの知識が必要だということ。情報セキュリティ関係の提案を実行するには予算が必要で、それにはセキュリティが経営にどう役立つのか、経営者に分かりやすく説明できる力が重要になるからです。さらにセキュリティ分野のエキスパートを育てる人材育成という視点からも、マネジメントについてしっかり学び、研究テーマとしても生かしたいと考えています。

メリハリのある生活は、忙しいけど楽しい

勤務先からこの大学院に来て、学生証を首にぶら下げた瞬間「学生」モードに切り替わって、気持ちがとても明るくなります。そのおかげで、忙しいのですが非常に充実した楽しい時間を過ごしています。大学院で学んだことが実務で役立つほか、生活にもメリハリが出ます。それだけに、仕事とのバランスでは年間の受講数を考慮する「身の丈主義」も大事ですね。欲張りすぎると、仕事と勉強の両方が破綻しかねませんから。

北野 晴人 さん日本オラクル株式会社勤務
2008年4月入学
ページの先頭へ
Copyright © INSTITUTE of INFORMATION SECURITY. All rights Reserved.