在学生インタビュー

在学生インタビュー
静山 直樹 さん

自治体の情報政策に必要なセキュリティについて、基礎から幅広く学べて、現実の課題まで討議できる大学院。

技術だけでなく、人間の行動管理も大事な要素

自治体における個人情報の取り扱い、漏洩対策、法的問題などの検討のため、セキュリティについて幅広く学んでいます。入学前、情報セキュリティは技術の要素が大きいと思っていました。しかし1年間学んで、人間の行動管理も重要だと理解でき、自分に身近な課題だと感じています。ISSスクエアでの法律論の討議なども参考に知識を深め、こうした知見をもとに、自治体の情報政策について研究したいと思っています。

これから情報社会が進めば、自治体はどう変わるか?

他の大学院や企業と連携し、テーマ別に研究を行うISSスクエアでも活動。私は自分の専門分野と関わりの深い研究会「法制・倫理分科会」に参加し、今後の情報社会のあり方も討議しました。その中で、東日本大震災で自治体の戸籍データが一部消失したことも話題になりました。個人情報の安全なバックアップ方法の検討、広域的にデータを持ち合うための自治体や国の枠組みは?など、話が広がって面白かったですね。

多様なバックグラウンドの学生と討議できる魅力

ISSスクエアでも大学院の講義でも、ディスカッションの機会は多い大学院です。情報技術など私になじみがないテーマも、他の人の意見を聞き、それに対して意見を考えることで、次第に討議に参加できるようになりました。しかもさまざまな企業に勤める社会人、大学を卒業した若者、海外からの留学生など、多様なバックグラウンドの学生が集まっています。そうした人と討議することで、自分自身の視野も広がってきました。

静山 直樹 さん神奈川県庁勤務
2011年4月入学
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