「失われた10年」がずるずると延びて、今や「日本消滅」までが語られています。
そのきっかけは、80年代バブルの崩壊でしたが、他の先進・新興諸国が、情報技術(IT)を活用して「新しい成長」を遂げつつあります。それに対して、わが国はその波に乗りきれていません。
加えて、個人情報保護法や内部統制など、欧米発の新しいコンプライアンスの仕組みが次々と導入され、それらに「受身」の対応を続けることが、ますます萎縮効果を生んでいます。
こうした現状を打破するには、そもそも「リスクをとるために企業がある」という原点に立ち返って、「企業におけるITの活用」「ITリスクを軽減するための情報セキュリティ」のバランスを検討し直すことが必要です。
本セミナーは、このような問題意識で構成されています。
なお、本セミナーは、2009年末まで3年間にわたって実施された、「企業における情報セキュリティの実効性あるガバナンス制度のあり方」(科学技術振興機構社会技術研究開発センター助成研究、代表=林紘一郎 情報セキュリティ大学院大学学長)の成果を基礎として、その後の展開の一端を紹介するもので、情報セキュリティと日本的経営におけるガバナンスについて討議いたします。
上記プロジェクトの活動については、以下をご覧ください。
http://www.ristex.jp/examin/infosociety/gobernance/index.html
日時 |
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会場 |
所在地・アクセス方法 (横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅きた西口より徒歩1分) |
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テーマ |
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受講料 (資料代含む) |
(資料代として 開催日当日、受付にてお支払い願います。引換えに領収書を発行します。) |
申し込み方法 |
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主催 |
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後援 |
NPO 日本ネットワークセキュリティ協会、ISEPA(情報セキュリティ教育事業者連絡会)、 NPO 情報セキュリティフォーラム |
問合せ先 |
Email: s617★iisec.ac.jp("★"は半角の"@"に置き換え下さい。) |
時刻 |
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13:30-14:00 | 問題提起 林 紘一郎 (情報セキュリティ大学院大学 学長 教授) |
14:00-15:00 | 基調講演 「情報資産の活用とガバナンス」 國領 二郎 (慶応義塾大学総合政策学部長 教授) |
15:00-15:20 | 休息 |
15:20-17:00 |
パネル討論会 「情報セキュリティと日本的経営におけるガバナンス」 パネリスト(あいうえお順): 北野 晴人 (日本オラクル(株) システム製品統括本部 担当ディレクター) 國領 二郎 (慶応義塾大学総合政策学部長 教授) 佐藤 慶浩 (日本ヒューレット・パッカード(株) 個人情報保護対策室 室長) 林 紘一郎 (情報セキュリティ大学院大学 学長 教授) 原田 要之助 (情報セキュリティ大学院大学 教授) コーディネーター: 廣松 毅 (情報セキュリティ大学院大学 教授) |