「情報セキュリティ」の必要性が叫ばれて久しく、ISMSやPマーク取得企業などは順調に伸びていますが、 セキュリティ・レベルが年々向上しているかとなりますと、 いささか疑わしいところがあります。個人もそうですが、とりわけ組織は、 セキュリティを守ると何らかの利益がある場合に始めて、目標に向かって努力を継続できます。 そこで、企業の規律付け一般について、インセンティブ・システムの観点から研究を蓄積してきた宍戸善一氏を迎えて、 本ワークショップを企画しました。 この企画は、科学技術研究開発機構の共同研究の延長でもあり、 ISSスクエア(高度情報セキュリティ人材育成プログラム)法制・倫理分科会と、 セキュアシステム研究所が共同で開催いたします。
上記プロジェクトの活動については、以下をご覧ください。
http://www.ristex.jp/examin/infosociety/gobernance/index.html
日時 | 2010年10月30日(土) 14:00-17:00(受付開始:13:30-) |
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会場 |
情報セキュリティ大学院大学 3F303/304教室 所在地・アクセス方法(横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅きた西口より徒歩1分) |
テーマ | 「企業がセキュリティを守りやすくするには?」 |
受講料 | 当日変更にて、無料といたしました。 |
申し込み方法 |
申し訳ございません、受講申込を締め切りました |
主催 | ISSスクエア(高度情報セキュリティ人材育成プログラム)法制・倫理分科会 情報セキュリティ大学院大学 セキュアシステム研究所 |
問合せ先 | 1030ワークショップ実行委員会 Email: 1030w★iisec.ac.jp("★"は半角の"@"に置き換え下さい。) |
時刻 | 内容 |
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14:00〜15:00 |
基調講演: 動機付けの仕組みとしての企業
宍戸 善一(一橋大学大学院国際企業戦略研究科・教授)※著書:『動機付けの仕組みとしての企業―インセンティブ・システムの法制度論』有斐閣、2006年 |
15:00〜15:30 |
講演: 係長セキュリティからの脱却
林 紘一郎(情報セキュリティ大学院大学学長・教授)※配布資料:「係長セキュリティから社長セキュリティへ:日本的経営と情報セキュリティ」 『情報セキュリティ総合科学』情報セキュリティ大学院大学紀要、第2巻 |
15:30-15:45 | 休憩 |
15:45-17:00 |
パネル・ディスカッション: 「企業がセキュリティを守りやすくするには?」
パネリスト:宍戸 善一 |