来たる7月18日(金)、『From the Cradle to the Grave(ゆりかごから墓場まで)〜情報セキュリティが担う未来〜』をテーマに、情報セキュリティ大学院大学(IISEC)開学およびNPO情報セキュリティフォーラム(ISEF)設立10周年記念シンポジウム/第37回ISSスクエア水平ワークショップを開催いたします。IISECとISEFの開学/設立から10年、政府や企業の活動から私たちの暮らしまで、ネットを利用したサービスへの依存度は急速に高まり、IT社会インフラを支える情報セキュリティの役割は、まさに「ゆりかごから墓場まで」と言えるほど、私たちの一生を通じてますます重要なものとなっています。
また、2020年の東京オリンピック/パラリンピック開催を控え、サイバーテロ対策を含めたグローバルな基準での総合的な情報セキュリティ力の向上と、そのための人材の育成・確保が喫緊の課題とされています。
こういった背景を踏まえ、このたびのIISEC・ISEF10周年記念シンポジウム/ISSスクエア水平ワークショップでは、産・官・公からさまざまな領域でご活躍の皆様をスピーカー、パネリストとしてお招きして、グローバルな、あるいはわが国が直面している情報セキュリティ上の課題を明らかにするとともに、社会基盤を支える役割として新たなフェーズを迎えた情報セキュリティが担う未来と、求められる人材像について考えてまいります。情報セキュリティ/サイバーセキュリティの専門性を軸にしたキャリア形成に関心をお持ちの学生・社会人の皆様、人材育成・教育研修ご担当者様を始め、情報セキュリティの持つ幅広い役割と可能性に関心をお持ちの皆様のご参加をお待ちしています。
日時 | 2014年7月18日(金)14:00〜17:35 (13:30受付開始) | 会場 | 学校法人岩崎学園横浜西口2号館 8F 807〜9教室 (横浜市神奈川区鶴屋町2-17 相鉄岩崎学園ビル) |
---|---|
主催 | 情報セキュリティ大学院大学/NPO情報セキュリティフォーラム/ISSスクエア |
参加費 | 無料 |
定員 | 150名(定員に達し次第、締め切らせていただきます) |
参加申込 |
定員に達しましたため、申込受付を終了させていただきました。 |
14:00 〜 14:10 | 開会挨拶 情報セキュリティ大学院大学学長 田中 英彦 NPO情報セキュリティフォーラム理事長 岡崎 洋 |
---|---|
14:10 〜 14:40 | 基調講演 「社会基盤としての情報産業とセキュリティ」 NTTソフトウェア株式会社 代表取締役社長 山田 伸一 氏 |
14:40 〜 15:10 | 基調講演 「暗号と情報セキュリティ技術研究の魅力〜ある研究者のキャリアから」 独立行政法人情報通信研究機構 ネットワークセキュリティ研究所セキュリティ基盤研究室長 盛合 志帆 氏 |
15:10 〜 15:25 | 休憩 |
15:25 〜 15:40 | NPO情報セキュリティフォーラム10年の軌跡と今後の展開 |
15:40 〜 16:10 |
「次の10年に向けて〜IISEC情報セキュリティ人材育成ビジョン2014」 情報セキュリティ大学院大学 情報セキュリティ研究科長 教授 後藤 厚宏 「サイバーセキュリティ政策の今」 情報セキュリティ大学院大学 教授/ 情報セキュリティ政策会議 有識者メンバー 林 紘一郎 |
16:10 〜 16:20 | 休憩 |
16:20 〜 17:30 | パネルディスカッション「ハッカーVSサイバーポリス/センチネル」
|
17:30 〜 17:35 | 閉会挨拶 学校法人岩崎学園 情報セキュリティ大学院大学 理事長 岩崎 幸雄 |
※ 講演者、テーマなどは事前の予告なく変更させていただく場合がございます。予めご了承ください。
山田 伸一(やまだ しんいち)(NTTソフトウェア株式会社 代表取締役社長)
1977年日本電信電話公社(現:日本電信電話株式会社)入社。 データ通信株式会社(現:株式会社NTTデータ)へ分社後、同社技術開発本部オープンシステムセンタ所長を経て、2003年株式会社NTTデータ取締役ビジネス開発事業本部副事業本部長。同社取締役執行役員基盤システム事業本部長、常務執行役員 基盤システム事業本部長 技術開発本部長兼務 技術統括担当(CTO)、代表取締役常務執行役員ソリューション&テクノロジーカンパニー長を歴任。2011年6月より現職。 |
盛合 志帆(もりあい しほ)(独立行政法人情報通信研究機構 ネットワークセキュリティ研究所セキュリティ基盤研究室長)
1993年京都大学工学部情報工学科卒。2003年博 士(工学)(東京大学)。 日本電信電話株式会社、ソニー株式会社を経て、2012年より現職。暗号と情報 セキュリティ技術に関する研究開発及び標準化に従事。平成23年度工業標準化事 業表彰、平成26年度文部科学大臣表彰等受賞。 |
伊東 寛(いとう ひろし)(株式会社ラック常務理事 ナショナルセキュリティ研究所長)
1980年陸上自衛隊入隊後、技術及び情報系の指揮官・幕僚などを歴任。 最後の補職は陸自初のサイバー戦部隊であるシステム防護隊の初代隊長。 株式会社シマンテック総合研究所主席アナリスト、株式会社ラック特別研究員、同執行役員を経て現職。サイバー戦争の第一人者として、官庁、大学、その他公益法人、企業、各種イベントやセミナーなどでの講演や新聞・雑誌などへの寄稿、テレビやラジオなどでコメントなど多数実施。工学博士。 |
木村 公也(きむら きみや)(警察庁情報技術犯罪対策課指導企画担当補佐 警視)
1980年京都府警察官を拝命。1992年から独自にサイバー犯罪捜査の研究を始め、これまで我が国のサイバー犯罪捜査に影響を与える多くの事件を検挙。 現在、警察庁指定広域技能指導官として、全国のサイバー捜査員の指導や企業、大学等での講演活動を行うとともに、法務省での情報セキュリティ研修の講師を歴任、さらに多数の国際会議での講演や執筆等、幅広く活躍。 |
杉浦 隆幸(すぎうら たかゆき)(ネットエージェント株式会社 代表取締役社長)
2000年に『ネットワークセキュリティ』を専門に行う企業としてネットエージェント株式会社を設立。政府、企業向け情報セキュリティの専門家。特に情報漏えいの対策・対応に強い。 また近年では、Androidアプリ「the Movie」など、不正に個人情報を窃取するアプリをいち早く発見し、その危険性や対策方法を世間に広めるといった活動を実施している。 |
寺島 崇幸(てらしま たかゆき)(AVTOKYO/ sutegoma2)
2006年より世界各地のCTFへ参戦し、セキュリティコンテストの最高峰であるDEFCON CTFへチームsutegoma2として2011年より3年連続本戦出場。同チーム代表。「no drink, no hack」をスローガンとするセキュリティイベントAVTOKYO主催。SECCON実行委員。 |