情報セキュリティが企業・組織の存続を左右しかねないほど重要な経営課題となった現在、技術から法制度まで幅広い知見を有し、経営トップに最適な情報セキュリティ政策を具申できる専門人材として、情報セキュリティ管理者(CISO)の存在とその育成への期待は日々増大しています。
情報セキュリティ大学院大学では、こうした期待に応えるべく、既存の大学院正規課程とは別に、本学の教育研究資源を活かしつつ、新たな教育プログラムを策定し、情報分野における一定以上の実務経験者を対象とした「情報セキュリティ管理者(CISO)コース」を2007年4月より開講します。
このたび、本コースの来春からの本格実施を前に、情報セキュリティ研究科博士前期課程で人気の実習授業「セキュアシステム実習」をパイロット講座として特別公開し、受講生を募集いたします。皆様のご応募をお待ちしております。
なお、「情報セキュリティ管理者(CISO)コース」の概要、応募要項については、詳細決定次第、ご案内させていただきます(※「セキュアシステム実習」は、本コースの必須科目となる予定です)。
概要 | 主要なネットワークセキュリティ技術、オペレーティングシステム、ルータ、ファイアウォール、侵入検知システム等の構築について、実習を通して更に技術を深める。また、構築したシステムに対し各種セキュリティツールを使用した監視や脆弱性検査を行い、擬似不正侵入を試み、不正侵入などに対し実務レベルのセキュアなシステム構築について考察する。 |
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期間 | 2006/10/7(土) 〜 12/16(土) (全10回 毎週土曜日 ※除11/4) |
時間帯 | 13:00 〜 17:50 (休憩あり) |
授業計画 | 講義形式と実習形式をミックスした形での授業を中心とする ・オリエンテーション(授業概要、目標、評価方法など) ・スタンドアローン型システム ・ルータ、スイッチ、ハブ ・Windowsセキュリティ ・UNIXセキュリティ ・ファイアウォール ・侵入検知システム ・Wireless LAN、モデム ・ウェブ ・メールサーバ ・脆弱性スキャナー |
講師 | 内田勝也(情報セキュリティ大学院大学助教授) 塩月誠人(中央大学研究開発機構専任研究員) |
会場 | 情報セキュリティ大学院大学校舎 (横浜市神奈川区鶴屋町2-14-1 横浜駅西口より徒歩3分/きた西口より徒歩1分 |
募集人数 | 10名 ※応募者多数の場合には先着順に締め切ることがあります |
受講料 | 150,000円 ※受講決定後、本学指定銀行口座に振り込み |
受講特典 | 本学およびNPO情報セキュリティフォーラム主催講座の優待受講券 |
電子メール、FAXのいずれかで、1)お名前 2)ご所属 3)受講票等の郵送先 4)連絡先電話番号 5)連絡先電子メールアドレス を明記の上、9月11日(月)までに下記へお申し込みください。
(上記個人情報は、連絡先の把握及び今後のコース運営上の統計資料作成以外には使用しません)