12月15日(月)、情報セキュリティ大学院大学で第6回神奈川サイバー犯罪対策研究会が開催されました。

近年、各地でサイバー犯罪対策のための官民学の共同組織が活動していますが、神奈川サイバー犯罪対策研究会は、神奈川県警サイバー犯罪対策課、情報セキュリティ大学院大学、特定非営利活動法人NPO情報セキュリティフォーラムが協力して発足したものです。研究会では、サイバー犯罪に関する技術的な動向や法的問題点などを検討し、対応能力の向上やサイバー犯罪に関する各種の知見の共有を図っています。

今回は、「平成26年のサイバー犯罪を振り返る」をテーマとして開催され、神奈川県警察サイバー犯罪対策課長のあいさつの後、株式会社ラック最高技術責任者の西本逸郎氏に、今年度のサイバー犯罪の動向を総括する講演をしていただきました。

その後、研究会メンバーより、増殖する偽サイト、個人情報流出問題についての報告があり、活発に質疑応答や意見交換が行われました。

講演する西本逸郎氏